黄ばんだHHKBを漂白してみる(漂白編)

黄ばんだHHKBを漂白してみる(漂白編)

前回の記事で黄ばんでしまったHappy Hacking Keyboard(HHKB)を分解したので、今回、その上下のフレームを漂白します。
黄ばんだプラスチック(ABS樹脂)を漂白するには、「ワイドハイターEX」に漬けて紫外線に当てる方法があるとのことなので、今回それを試してみます。

容器を探す

「ワイドハイターEX」にフレームを漬けるに当たって、HHKBのフレームが入る容器を探します。
HHKBが入ってある程度深さがあり、日光を遮らないような透明の容器が理想です。
使い捨て出来そうな容器を100均ショップで探すと、ダイソーでぴったりなケースを見付けました。
「A4書類ケース」という容器がそれで、サイズは縦31.8㎝、横23.3㎝、深さ6.2㎝で、HHKBが2台並べて入れられる大きさです。
中が透けて見えるくらいの半透明で、蓋も付いていて、深さもあるので今回の用途にはピッタリです。

上と下のフレームを入れてみましたが、この用途のためにあるような大きさです。
穴も空いていませんし、液体を入れても漏れるようなことはなさそうです。
(しかし、裏面や、キーがあった部分と比べると、フレームの縁の黄色さがよく分かりますね)


蓋を閉めるとこんな感じになります。
中も十分見えていますし、これが日光を遮るようなことはないと思います。
蓋がない場合は、ラップなどで覆ってみようと思いましたが、外したり付けたりするのが面倒ですし、風で飛ばされたりすることも考えると、この蓋の方がいいのかもしれません。
ラップの方が透明に近いので、より太陽に当たるのでしょうが、今回はこれでいってみようと思います。

ワイドハイターEXに漬ける

ワイドハイターEXは詰め替え用の480㎖の物を買ってきました。
普通のハイターではダメで、ワイドハイターEXに入っている過酸化水素が重要なのだそうです。
上の写真では上下二つのフレームを入れていますが、側面が被ってしまうので、上下別々に漂白することにして、まずは上面だけを入れます。
その上から、ワイドハイターEXを480㎖まるごと一袋入れて、フレームが浸るまで水を入れて薄めました。
ワイドハイターEXは漂白剤なので、扱うときは手袋をして液体に手が直接触れないようにしましょう。
 あとは蓋を閉めて、二階のベランダの直射日光が当たる場所に置いておきました。

一日経過

一日目は朝の9時から夕方4時頃まで、7時間くらい日が当たっていました。
その間、何度か容器の方向を変えて、全部の面に日光が当たるようにしました。
真冬ですが直射日光が当たっているので、中の液体もかなり温かくなっていて、蒸発した水滴で蓋が曇るので、何度か叩いて落としました。
4時になって容器からフレームを引き上げると、結果はびっくりするくらいのものでした。
目に見えて黄ばみが落ちて、白くなったのが分かります。

写真では分かりにくいかもしれませんが、まだワイドハイターEXにつけていない下のフレームと比べて、上のフレームが明らかに白くなっていています。HHKBがツートンカラーになりました。
7時間くらいで、もう十分白くなったと言えるくらい綺麗になっています。
この方法に半信半疑なところもありましたが、効果を実感出来ました。

二日目以降

一日でも十分に効果は実感できましたが、念のため、あと二日、漬けてみました。
四日目は下のフレームに交換して、そちらを漬けます。
下のフレームは上のフレームに比べて黄ばみが少なかったので、一日で十分でした。
その間、晴れの日が続いたのが幸運だったと思います。

フレームをワイドハイターEXの液から取り出し、丁寧に水洗いして十分に乾かしたら、元通りに組み立てます。

結果

上下のフレームを4日に渡ってワイドハイターEXに漬けた結果です。


黄ばんでいたHHKBがこのように白さを取り戻しました。
正直、この効果には驚きました(写真より肉眼で見る方が黄ばんでいたので、この効果は絶大です)。
10年物のHHKBだったのが、新品を手に入れたみたいです。
黄ばみは白くなったのですが、手前の「HHKB Professional JP」という印刷部分は色落ちもなくそのままでした。
ワイドハイターEXに漬けたことでフレームが弱くなったとか、そんなこともありません。

年末の大掃除と合わせたキーボードの掃除で漂白してみましたが、これで新年も気持ち良く迎えられそうです。

まとめ

黄ばんだプラスチックを白くするこの方法は正解でした。
新品のようになったHHKBを手にして、とても満足しています。

今回、上のフレームは3日間漬けておきましたが、一日目の黄ばみがとれる割合が多くて、体感的には、一日目70%、二日目20%、三日目、10%、くらいで白くなった感じです。
それなので、忙しかったり面倒臭い場合は一日でも十分効果を得ることが出来ると思います。

また、直射日光に当たっている部分の漂白効果が高いので、容器を回して全部の面に日が当たるように時々位置を変えた方がいいです。
時間があれば、時々液から引き上げて落ち具合を見て、黄ばみが残っている面を多く日に当てるようにすればなおいいかもしれません(蓋付きの容器なのでそれも簡単ですし)。

高価なキーボードですので、分解して壊してしまったら大変ですから、気軽におすすめするわけにもいきませんが、プラスチックの黄ばみをとるこんな方法もあるんだと、参考になったら幸いです(実行する場合は自己責任でお願いします)。

10年物のHHKBですが、まだまだこれからも使えそうです。

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