Cherry MX用のキーキャップをHHKB(東プレ軸)につけてみる

Cherry MX用のキーキャップをHHKB(東プレ軸)につけてみる

先日、Massdropから届いたCherry MX用のキーキャップを、静電容量無接点方式の東プレ軸であるHHKB(Happy Hacking Keyborad) につけてみたいと思います。

交換するのはこのキーキャップです。

Cherry MXのキーキャップと東プレ軸のHHKBのキーキャップは、取り付ける基部の形が違うので、互換性はありません。
Cherry MX用には、たくさんの種類のキーキャップがあって、それらをHHKBやREALFORCEなどでも使ってみたいと思うのですが、その場合には基部の部品を交換する必要があります。

この記事では、その手順を紹介したいと思います。

アダプターを用意する

まずは、Cherry MXのキーキャップと東プレ軸に取り付けるアダプターを用意します。
そのような部品は、Banggoodのようなの中国の通販サイトや、Massdropのような共同購入サイトに出品されています(この記事を書く時点で確認したところ、品切れなのか取り扱いがありませんでしたが、以前Banggoodでは20個500円程度で販売していました)。

それがこの部品です。
キーキャップをつける部分が、「+」になっていて、Cherry MX軸のキーキャップが装着出来るようになっています。キー一つに対して一つ必要なので、全部のキーを交換する場合は、60個前後必要になります(今回、私が交換するのはEscapeキーの一つだけです)。
この部品を、HHKBの基部の部品と交換します。

HHKBを分解する

アダプターをつけるためにHHKBを分解します。
(分解すると、保証も受けられなくなるでしょうし、高価なキーボードを壊してしまう可能性もあるので、分解は自己責任でお願いします。大切なHHKBが破損しても当方は責任を負えません)

まずは、裏の3つのネジを外します。

すると、このように上下、二つのフレームと、二つの基盤に分かれます。
下の、USB端子などがある小さな基板がネジ一つで止まっているので、それを外します。

真ん中のネジがそれです。

すると、このように上のフレームに基板がついた状態で下のフレームを外すことができました。
上のフレームと基板は、17個のネジで止まっているので、それをすべて外します。

ネジを全部外すと、上のフレームから基盤が外れます。
このとき、基板の上に乗っているゴムキャップと渦巻き状のスプリングが外れてしまう場合があります。
上の写真のように、この作業の際も一部が外れてしまいました。ゴムキャップとスプリングは後で元に戻しますが、なくさないようにしましょう。

次に、上のフレームから、交換したいキーの基部の部品を外します。
フレームと基部の部品の間に精密ドライバーなどを差し込んで、てこの原理で上に引くと外れます。
壊れやすい部品なので、慎重に作業しましょう。

外れました。
基部の部品を外したら、それを先程のアダプターと交換します。

このようにはめこみます。
このアダプターは、元の部品と違って引っかかりがないので、裏返すと落ちてしまいます。
装着時には注意が必要です。

表からみるとこのような感じになります。
Escapeキーの部分だけ、「+」のCherry MX用に変わりました。

あとは、分解と逆の手順で元通りに組み立てます。
ゴムキャップや渦巻き状のスプリングがしっかりとキーの下にくるように確かめながら組み立てましょう。

キーキャップをはめこむ

元通りに組み立てたら、あとは上からキーキャップをはめ込むだけです。
HHKBやREALFORCEのキーキャップをはめ込むときのような、パチンという感触はありませんが、奥まで差し込みます。

このように、EscapeキーにCherry MX用のキーを装着しました。
無刻印の墨で無表情なところに、一カ所だけ、複雑な立体のキーキャップを入れてみたのですが、どうでしょうか?

ジオラマというか、箱庭みたいな立体の風景が、キーボードの上にちょこんと乗っていて、キーを打ちながらふと見ると癒やされます。
霧が掛かった渓谷の風景が、小さなキーの中に再現されています。
透明な部分がゼリーみたいで涼しげなので、これからの季節にはいいかもしれません。 
Escapeキーなのでそこまで打ち込む回数はありませんが、交換したことでHHKBの静電容量無接点方式のコトコトする打ち心地が変わったようには感じませんでした。
基部の部品をアダプターに交換しても、あの絶妙な打ち心地は残っています。

まとめ

アダプターさえ用意すれば、Cherry MXのキーキャップをHHKBやREALFORCEの東プレ軸に装着することは、簡単にできました。
Cherry MXのキーキャップはそれこそ無数にあるので、それを東プレ軸で使えると選択肢が広がりますね。

今回はEscapeキーだけでしたが、使ってみたいCherry MXのキーキャップが他にも色々あって、今度、すべてのキーを交換するようなことにも挑戦してみたいと思います。
普段よく使うキーも全部変えると、また、打ち心地が変わるかもしれないので、その辺も検証してみたいです。

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