HHKB英語配列モデルにカーソルキーを追加する
Happy Hacking Keyboard(HHKB)の英語配列モデルを普通に使いこなしている方からすれば軟弱だと言われてしまうかもしれませんが……
タイトルの通り、HHKBの英語配列モデルにカーソルキー(方向キー、矢印キー)を付けてみたくなりました。
HHKB英語配列モデルはその打ち心地とデザインが最高で、もう手放せない道具なのですが、唯一、手を入れる点があるとしたら、それはカーソルキーがない部分です。
HHKB英語配列モデルは、そのコンパクトさゆえにカーソルキーすら省略しているため、でカーソルキーを使うときはファンクションキーと一緒に二つキーを押す必要があります。
カーソルキーだけを押す場合はそれでもいいのですが、カーソルキーと他のキーを同時押しする操作が必要な場合、同時に三つのキーを押さなければなりません。
長年使っていても、その操作の前に一瞬考えて手が止まってしまうことがあります。
もちろん、カーソルキーがないことで、両手をホームポジションから殆ど動かさずに操作できますし、慣れると、普通のキーボードでカーソルキーを使うとき、手からの距離が遠すぎで面倒に思えるくらいなので、この配列はありです。
実際、多くの方が使いこなしていますし。
それに、カーソルキーが必要であれば、日本語配列モデル(Happy Hacking Keyboard Professional JP)という選択肢もあります。
ですが、デザインとしては英語配列モデルのほうがすっきりしていますし、これにカーソルキーが付いていたらいいなぁ、と、時々考えることがありました。
そんなふうに考えていたある日、思いついたのです。
HHKBの下にパームレストを設置した黄色い斜線の部分、ここにカーソルキーを付ければいいんじゃないか、と。
両手をキーボードに置いたとき、この黄色い斜線の部部には殆ど触れません。
そして、ホームポジションに手を置いたまま楽に親指が届く距離です。
ここにカーソルキーを置けば、両手の親指でポチポチ押して使えるんじゃないか、そう考えました。
ノートパソコンなどではここにタッチパッドがありますし、あながち間違ってはいないのではないでしょうか。
パームレストにカーソルキーをつけたイメージとしては、次のような感じです(無償の3DCADアプリ、Tinkercadで作った簡単なイメージ図です)。
こんなパームレストを作れば、HHKBを改造することもなくカーソルキーをつけることが出来ます。
パームレストの位置にキーがあるので、HHKBのコンパクトさをそこなうこともありません。
実際に、こんなパームレストが使い物になるのかどうかは分かりませんが、とりあえず、こんなふうに作る方向で次回以降、進めてみようと思います。
HHKB英語配列モデルにカーソルキーを追加する②の記事に続きます。
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